2025年01月25日
山梨県には現在90社以上のワイナリーがあり、甲州ワインを始めとする多彩なワインが生産されています。今回はワインづくりの理想郷と称されるサントリー登美の丘ワイナリーを訪ねて来ました。
その昔、ワインづくりに適した土地を探し求めていたサントリー創業者の鳥居信治郎氏と「日本ワイン葡萄の父」川上善兵衛氏が初めてその丘に登った時、余りの美しさに二人で涙したと言われる登美の丘。標高約600メートル、見渡す限りの葡萄畑と甲府盆地、南アルプス、八ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、そして富士山を一望する絶景が広がっています。空に浮かぶ様なまさに天空のワイナリーなのです。
広大な葡萄畑のまず土から丁寧に作り、慈しみ育てた葡萄を全て手摘みしてワインを作ること125年。
<この土地の個性を最大限に引き出したい、ここにしかないワインを作りたい> 作り手の揺るぎない意思がそこにあります。
創業者の「やってみなはれ!」という企業精神のもと手強い自然と対峙して果敢に挑む、そんな熱量を至る所に感じました。
権威あるワインコンクールでも数々の受賞歴があります。
「愛をこめるとは?」の問いかけに「出来ることの全てをやり尽くす」という明確な応えを頂きずっと心に残りました。
(画像 サントリーホームページより)
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