2023年04月02日
富士の介はキングサーモンとニジマスをかけ合わせた魚ですが、「富士の介のおいしさ」というと、サーモンやニジマスと比較してくさみやクセが少なく肉質がきめ細かく保水性が高く適度に脂ものっているので焼いても固くなりにくく旨みを留めやすいというところにあります。
今回は当店の富士の介を使った定番の冷菜と相性のよい組み合わせのワインを紹介いたします。
捌きたての身を荒塩など独自の調合のシーズニングでマリネ及び軽くスモークすることにより、余分な水分を抜き身を引き締めつつ味つけをしています。
フレッシュハーブ、リコッタチーズ、ハーブマヨネーズ、レモンオイルなどを添えて提供しております。
ブトウを無理に潰さず流れ出す上澄み果汁(フリーランジュース)を使用しているのが特徴です。
爽やかな和柑橘とハチミツの香りと軽やかな甘味の白ワインに仕上げられています。
組み合わせのポイント
甲州ブトウはピンクがかった果皮をもっており、その個性を活かして様々なスタイルのワインがかもされますが、こちらのワインは果皮の渋みを極力引き出さないフリーラン果汁仕立てのピュアな香りとスムーズ口当たりのなフレッシュ甘味が富士の介サーモンマリネのもつ身の甘さとワインの調和しつつ、付け合せのハーブ等の香りにワインの香りの柑橘感があたかもあつらえたドレッシングのように寄り添います。
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2023年04月01日
四方を山に囲まれ、豊かな水資源を持つ山梨県では、古くからマス類の養殖が盛んです。特に、冷たくきれいな水を好むマス類の養殖に最適で、マス類の養殖は日本全国でも有数の生産量を誇っています。
『富士の介』は、マス類で最高級とされるキングサーモンと県内で生産量No. 1のニジマスを交配し、山梨県水産技術センターが開発した山梨県オリジナルのブランド魚です。
2007年から研究がはじまり、 2019年から流通が開始されたまだまだ新しい魚です。
名称は一般公募により決定しました。
- 富士山という最高峰のイメージ
- 味・サイズ共に高く評価されるキングサーモンの和名『マスノスケ』のイメージ
これらを重ね合わせ山梨県を代表する魚となってほしいと期待されてこの名称が選ばれました。
『富士の介』は、ニジマスから受け継いだ養殖のしやすさとキングサーモン由来のきめ細やかな身質、ほどよくのった上品な脂を受け継いでいます。
また、アスパラギン酸、グルタミン酸などのうま味成分は、ニジマスの約1.6倍もあります!
Cave de ワイン県やまなしでは「富士の介サーモンのマリネ」と「低温調理した富士の介サーモンのソテー サワークリームとディルのソース」を提供しております。
富士の介未体験の方は、ぜひお召し上がりいただきたいです!
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