2022年06月15日
セミヨンは、フランスのボルドー原産のワイン用白ブドウです。
原産地ボルドーでは甘口、辛口共に造られています。特にソーテルヌ地区では、甘口ワイン品種として有名で世界最高峰の貴腐ワインを生み出しています。
熟成が若いうちは、香り穏やかで落ち着いた酸味のため、香り華やかで酸味豊かなソーヴィニヨン・ブランとブレンドするのが一般的です。
一方、オーストラリアのシドニー近郊のハンターでは、酸度が下がる前に収穫し、辛口に仕上げて長期熟成させるスタイルが「ハンター・セミヨン」として親しまれています。こちらはブレンドせず100%セミヨンで造られます。
日本での栽培開始は、明治初期でしたが衰退。
山梨県では甲府市のサドヤさんが、
昭和14年にカベルネ・ソーヴィニヨンと共にセミヨンで
日本で初めてワイン醸造を成功させ、日本ワインの品質
を大きく飛躍させました。
Cave de ワイン県やまなしでも、セミヨン100%の
辛口スタイルの白ワインを取り扱っています。
レストランではグラスワインでも飲むことができますのでぜひどうぞ。
カテゴリ:コラム
2022年06月15日
Cave de ワイン県やまなしでは定期的に ワインの愉しみ、山梨県産のワイン 食材 料理や それらのペアリングについてなどを提案しております。
【ミュール・シャトー・ブリヤン 白 セミヨン / サドヤ】
甲府駅にほど近い、大正6年創業の老舗のワイナリー「サドヤ」で造られる白ワイン。 甲府市善光寺町、自社農場産のセミヨンを使用。 サドヤの最高峰ワイン、「シャトーブリヤン」のセカンドラベル。複数年のワインを最良のバランスでブレンドした マルチヴィンテージワインです。 香りは華やかで白桃や洋ナシやなどの果実の香りに、木樽由来のバニラのような香りも加わります。 味わいはふくよかな辛口でやわらかな酸味がバランスよく伴い長い余韻が続きます。 このタイプは冷やしすぎず、冷蔵庫に入れていた場合は飲む30分位前に取り出し、12℃程度で飲むことによってより風味を楽しむことができます。
<Cave de ワイン県風ペアリング>
山梨県民の大好きな味、のんきばぁーばの【ぜいたく 馬いもつ煮】
山梨市にあり、名物の「幻の手打ちほうとう」を筆頭に郷土料理で大人気のお店、「のんきばぁーば」さんで造られる馬肉のもつ煮です。山梨県で馬肉は郷土料理に欠かせない食材。「牛より馬い」などと言う人もいるとか・・・。 この「馬いもつ煮」は、湯煎してお皿に盛り付けるだけの手軽なアイテム。肉には赤ワイン・・・とは限らず、味噌をベースに長い時間煮込まれ、上品でやわらかな味わいなので、木樽熟成をしたふくよかな白ワインともよく合います。 刻みネギをたっぷりと乗せるのがおすすめ。お好みでレモンや柚子胡椒を加えるのも良いです。赤ワインと合わせる場合には七味やすりだね等、スパイスを加えると良いでしょう。
カテゴリ:コラム
2022年06月11日
山梨県産の食材を使ったコース料理とワインのペアリングを田崎真也の解説とともにお楽しみいただくランチイベントを開催いたしました。
次回は7月23日に開催いたします。
カテゴリ:イベント情報