2022年05月15日
「マスカット・ベーリーA」とは
日本固有のぶどうで、ワイン用としてはもちろん生食用でもあります。
日本ワイン全体の中での生産数量は甲州に次いで第2位。赤ワイン用としては最多です。
県別では、山梨県がNo.1!
全国の55.5%を占め、甲州と共に、やまなしを代表するぶどうと言えます。
「マスカット・ベーリーA」の歴史
生み出されたのは1927年(昭和2年)。日本ワインの父と呼ばれる川上善兵衛氏によって開発されました。アメリカ系品種の「ベーリー種」とヨーロッパ系品種の「マスカット・ハンブルグ種」を交雑し、生み出されました。
(*川上氏は新潟のワイナリー「岩の原葡萄園」の創設者でもあります)
2013年には、甲州に続いて国際ぶどう・ぶどう酒機構(O.I.V.)のリストに登録され、
国際化の第一歩を踏み出しました。
ヨーロッパに輸出する際、ボトルのラベルに品種名が記載可能になりました。
「マスカット・ベーリーA」のワイン
イチゴキャンディや綿あめのようなチャーミングな香りで、渋みが少なく、
軽やかで親しみやすい味わいが特徴です。
赤ワイン、ロゼワイン、スパークリングワインがあり、マスカット・ベーリーA100%
のものだけではなく、他品種とのブレンドなど多様なスタイルで造られています。
Cave de ワイン県やまなしでも、沢山のマスカット・ベーリーAのワインを
取り扱っています。ぜひ色々と楽しんでみてくださいね。
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